結婚式用に製作

* 提灯は一つでも作ってもらえますか?
もちろんです。手描き製作ですので、1張り(一個)でもOKです。
基本的なお値段は1張り製作時のお値段です。
(同一の提灯を多数製作の時には、別途お見積もりいたします。)
* 書き入れる文字によって値段は違いますか?
基本的には値段はかかった手間によって違ってきますが、弓張り提灯などを例にあ げますと、家紋と前字が入った基本的な形までは 1張り8,925円(本体価格8.500円)
です。
当店ではそれを大 きく外れた手間のかかるデザイン(別途見積いたします。)以外、はその 値段でできます。  
最近では結婚式・出産・誕生日などのお祝い事のプレゼントな どに好評です。
* 提灯に入る家紋が家紋帳の紋と違うことがあるのはなぜですか?
 標準紋帖に載っている家紋は、染物用の紋と解釈すればかり易いのではな いでしょうか。つまり、紋の輪郭に 防染糊をおいてゆき、その内外に染料を置いてゆきます。最後に防染糊を洗い落とすた め 家紋を構成する図案のパーツが離れています。
それとは対照的に 提灯に入 れる紋は輪郭を筆で書いて、その内外を塗り分けていく為に図案 のパーツがくっついていることが多いのです。
ちなみに、提灯では、白抜きの家紋を入れるときには染物の糊おきと同じ工程を筆で絵の具を置くことになります。
提灯に入れる家紋も描き方は「地抜き・地落し」の紋を入れるのが伝統的な職人のやり方で、葉脈など の数は通常の家紋より省略してあります。
これは昔から、職人が受け継いできたやり方で、いわば手書きの証でもありま す。この頃では、お客さんの要望で家紋帳と同じに入れることもあ り ます。
ご注文の際にはよく打ち合わせてください。









例・丸に違い鷹の羽 左が紋帖どうり 右は堤燈に入れるときの紋 
* 一つの提灯に何人もの名前を入れるときの序列は?
一つの提灯に同じ大きさで数名の名前を散らせ入れるときには、通常は、向かって右上側が第一位・真中が第二位・左下側が第三位です。
たとえば、結婚式のひな壇に並べるときの序列は通常には向かって右が上になります。
現在では、結婚式も洋風の並び方が多くなり、東京でも向かって右側に花嫁さんが並ぶことがほとんどです。 
挿し札を末広がりの八の字形に散らせると右側の挿し札が上部になりますが、花嫁花婿の間にちょうちんを飾ると仮定すれば、右側に女性の名を入れる方が形は自然に見えるのではないでしょうか。(同列の男・女では男が上という、古いしきたりの序列を特に気にしなければ,・・・)

昨今、男女平等の観点から、一概に序列などをつけるのは難しい時代ですので、特に序列を気にする場合は、注文時に良く打ち合わせてください。特にご指定のないときは「見た目が自然なように」という製作者(私です・・)の主観で製作させて頂いていますが、ご要望はお気軽にお申し付け下さい。。
このページのトップの「修・昌美」の弓張り提灯は「昌美・修」の順に並べても外側の千社形挿し札が末広がりの八の字型になるようにレイアウトしてみました。
* 電話注文はできますか?
現在はご来店のお客様のご注文のみお受けしておりますが、
一部の製品につきましては、
電話ではなく、メールでの注文をお受けいたしますので、住所・氏名・電話番号を御明記の上、メールにてお問い合わせください。
尚、住所・氏名・電話番号明記のないものはご返信できないことがあります。 

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